アグリくまの大ぼうけん
アグリくまの大ぼうけん
その5
～いちごハウス編～
☆☆☆
「こういったハウスはたくさんの燃料を使って
ボイラーで暖めたり冷やしたりするのが主流なんだけど」
「ここでは【地面のちから】を借りて
いちごを育てているんだ！」
「じめんのちから・・・？？？」
「地面の中の熱、【地中熱】だよ！」
「地中熱・・・」
「地面の中は一年中あまり温度が変わらないんだ」
「そうなの？」
「うん！
夏のあつ～い日は、地中はひんやりしていて、
冬のさむ～い日は、地中は暖かく感じるんだ！」
「前に、【井戸】の話をしたのをおぼえてる？」
「うん」
「井戸も地中にあるからね
その中の「水」も地中と同じ温度なんだ」
「その井戸水から、熱をもらって
冷暖房する方法が」
【地中熱利用ヒートクラスター】なのさ！
「わー！なんかカッコいいね！！」
「でしょ！！」
「しかもここのいちごはね、
ただハウスの中を冷暖房するわけじゃなくて
【農業用地中熱利用ヒートクラスター輻射型】
を採用しているんだよ！」
「？？？？？」
「ちょっとむずかしかったね
この図を見るとわかりやすいよ！」
「いちごの根本にある【ハイプ】の中の空気を
暖めたり、冷やしたりしているんだ」
「根本の部分（クラウン）を直接
暖めたり、冷やしたりすると、
甘くて大きないちごがたくさーんできるんだよ」
「そうなんだー」
「地中熱は環境にも優しいクリーンなエネルギーだからね」
「ランニングコストも抑えられるし、収穫量も増える！！
さらに！さらに！！」
「？？？？？」
・・・おっと！
詳しい話はこっちを見てね！
↓↓↓
「とにかく！
地中熱を利用して作ったいちごは
いちごを食べる人達にも、いちごを作る人にも優しいんだ！」
「おいしすぎて笑顔になっちゃうね！」
おいしいいちごをたくさん食べてニコニコ笑顔なアグリくま
さあ次はどこへ行くのでしょう？
さあ次はどこへ行くのでしょう？
次回へつづく
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